生物研究室
中を進むと、ガラス張りの生物研究室が現れます。
地底に合わせて気密が保たれており、ネモ船長とクルーが地底に住む動植生物の様々な研究を行っています。
様々な採掘道具、参考資料、ふしぎな標本などが並びます。
美しい音色の水晶
生物研究室のガラス展示の中には美しい水晶を見ることができます。
ネモ船長が発見した神秘的なまでに美しい水晶。
それらは美しさだけではなく、非常に美しい音色を奏でていました。
ネモ船長は研究のために採取し、地上に持ち帰りましたが、地上では音が聴けませんでした。
様々な形の水晶がそれぞれどんな音色を鳴らすか、地上でも音を再現できないかという研究を続けており、いつかこの水晶でオーケストラを行いたいと考えています。
発光生物
続いて、発光生物の展示が見られます。
夜光虫は自ら発光する事で、地底世界の中で生活をしていました。
ネモ船長は、夜光虫の光を発生する仕組みを解明することができれば、「火や電気を使わずにライトを作れるのではないか?」と信じて研究を進めています。
巨大きのこの謎
地底世界には巨大きのこが群生しています。
これらのきのこは毒性のないものは適切な調理さえすれば人間に必要な栄養素が摂取できるという事までわかっています。
クルーたちは夕食としてきのこのバターソテーなどを食べることもあるそうです!
味は「マッシュルーム」みたいで以外と美味しいとのこと☆
地中世界のきのこは人の背丈をはるかに超えるような大きさ。
ネモ船長は地底を流れる水の中にふしぎな成分があって、きのこを巨大に成長させているのだろうと考えています。
淡水湖の発見
ネモ船長が地底世界の中で発見したものの中で、一番興味深かったものが地底にあった巨大な淡水湖の存在でした。
淡水の付近でたまごの化石の存在が見つかりました。
地底世界ではるか昔に存在した巨大生物のたまごかもしれない発見。
現時点ではどんな進化を遂げているのかは全く分かっていません。
地上から地底世界にやってきたのか、それとも何千メートルも地底で進化を遂げてきたのか。
「まぁ、今でもこんな巨大なたまごの生物が存在しているとは考えられませんが、存在しているとしたらどんな姿をしているのか想像を膨らませてみるのも楽しいですね。」
と助手は語ってくれます。